こんにちは〜@エコです♪
@エコは読売新聞を購読しているのですが、読売新聞の広告のページで『
水舟』という、水の使い分けシステムを知りました。
今日は
水舟について。
水舟とは、岐阜県郡上八幡(ぐんじょうはちまん)で400年前に生まれた水の使い分けシステムのこと。
--------------------------------------------------------------------
郡上八幡で水を生かす知恵が発達した背景として、
郡上八幡が日本のほぼ真ん中に位置する山に囲まれた雨の多い地域であり、
山に降った雨は、石灰岩を含んだ土にしみこんでたくわえられ、ミネラル分の豊富な冷たい水が、犬啼谷(いんなきだに)をはじめ、町のあちこちにわき出している水の町であること。
また、江戸時代に郡上八幡の藩主だった遠藤常友が、この町が大火事になったのをきっかけに、用水を開き、水路を町中にはりめぐらせたので、その用水を使って、生活と水が密接に結びついた暮らしが出来上がったためであろう。
水舟の仕組みは、山の湧き水を
水舟までひく。
水舟は、上段・中段・下段と分かれており、
上段は飲み水に、中段では野菜や果物を洗ったり、冷やしたり、下段(最後)は食器洗いに。下段から出た水は、一度池に入れ、鯉などが食べ物の残りを食べる。水をきれいにして用水路にもどす。水をむだにせず、使い分ける知恵が生きた仕組みとなっている。
30年ぐらい前までは、
水舟のある家も多かったけれど、建て替えられたりしてなくなって、観光用の
水舟のほかは、今でも使っている家は数十軒ぐらいとか。
しかし、大事に水を使うという考えは、この町に暮らす人々の心に自然と根づいてるようす。
町のあちこちには、水を守ろうと呼びかける標語がある。
ここまで、以下を参考にしました。
・大和ハウスグループの読売新聞広告
・エコロジーのGOGO新聞
-------------------------------------------------------------------
『
水舟』のある暮らしというのは、まさにロハスのお手本といえるのではないかな!?
身近な話しでは、お風呂の残り湯を洗濯や掃除に使ったり…。
水の使い分け・使いまわしっていうのは、けっこう節水になるらしい。
<<< 東京都水道局のHPより、気になるデータを抜粋しました
>>>1リットルあたりの単価を0.24円とした場合の3人家族で1か月あたりの節約金額です(下水道料金及び消費税を含む)。
※1か月を30日として計算しています。
●歯をみがく時に30秒間流しっぱなしにすると約6リットルの水を使います。
これをコップにくんでみがくと3杯(約0.6リットル)程度の水ですみ、約5リットルの節水になります。
★節約金額・・・朝と晩に歯をみがいた場合で約220円/月
●車を1台洗うのに、ホースからの流し洗いでは約240リットルの水を使います。
これをバケツにくんで洗えば約30リットルですみ、約210リットルの節水になります。
★節約金額・・・月に2回洗車した場合で約100円/月
●残り湯は、使用状態によって異なりますが、一般家庭では、約180リットルの量があります。
この半分を洗濯、掃除、散水などに利用すれば約90リットルの節水になります。
★節約金額・・・毎日行った場合で約650円/月
節水は節約にもなる。環境にもお財布にもやさしいね!
人にやさしい、地球にやさしいがいいね♪
ロハスな毎日♪@エコでした〜☆